知っておきたい! オーストラリアの時差とサマータイム
オーストラリアの国土面積は日本の約20倍と広大なため、都市によって時差があることを覚えておきましょう。
オーストラリアのタイムゾーンは、東部・中央部・西部の3つの地域に分かれます。
ケアンズが属するクイーンズランド州、シドニーやキャンベラ、メルボルンなどの都市は東部に位置しており、日本との時差はプラス1時間です。
アデレードやダーウィンなどの都市がある中央部では、プラス30分の時差が生じます。
パースが位置する西部地域と日本との時差は、マイナス1時間です。
また、デイライトセービングタイム(DST)についても知っておきましょう。
DSTとは例年10月の第一日曜から翌年の4月の第一日曜頃まで実施される制度のことで、期間中に時計の針を1時間進めて日照時間を有効活用しようという取り組みです。
DSTは実施している州としていない州とがあり、同じ時差の地域帯であっても、DST期間中は州ごとに時差が異なります。たとえば、ケアンズのあるクイーンズランド州はDSTを実施していませんので、日本との時差は年間を通してプラス1時間です。
しかし、同じ東部でもキャンベラやシドニーのある州はDST制度を採用しているため、日本との時差はプラス2時間となります。