巨大なイチジクの木が織りなす神秘!カーテンフィグ国立公園で秘境探検
カーテン・フィグ国立公園はケアンズシティから南西に車で1時間15分、ユンガブッラ郊外のアサートン高原にあります。この公園は絶滅危惧の森林を保護しており、メインの見どころはカーテンフィグツリー。
「フィグ」は日本語でイチジクを意味し、無数のイチジクの木の根が15mまで伸び巨木に絡まる様を、カーテンに例えています。
宿主である巨木に絡みつき、最終的には巨木を枯らしてイチジクだけが生き残ることから別名「絞め殺しのイチジク」とも呼ばれています。高さ50m、幹周り39m、樹齢500年を超える迫力満点の木です。
車を降りたところからカーテンフィグツリーまでは歩いて10分程度、遊歩道を進んでいきます。公園は24時間いつでも立ち入ることができるので、夜間にライトをもって夜行性の哺乳類や昆虫、爬虫類を観察することも可能です。
公園内にはゴミ箱やトイレがないため、ゴミは必ず持ち帰り、トイレは事前に済ませておきましょう。
ケアンズの自然を保護し続けるカーテンフィグ国立公園で、ユニークな巨木に会いに行ってみてはいかがでしょうか。